ジャンル女優としての綾瀬はるかをもう断然に支持する宣言

・・・いや、もう宣言などせずとも、『白夜行』のDVD−BOXを発作的に買ってしまった時から、

綾瀬はるかであればとりあえずなんでも許すかも知れない」
状態に陥っていた訳ですが。

 ・・・・いや、「なんでも許す」状態になったのはあくまで『白夜行』以降であって、
この頃↓は全然どうでもよかったんですが。
  

http://plaza.rakuten.co.jp/ayayaseadasa/diary/200710100000/
    しかしこれ、相当に難儀な状態だったんだなぁ・・・・・。



 でも、いわゆる普通の恋愛ドラマなんかに出ているのを見てもなんだか物足りなさを
感じてしまっていたのでした。


 そこに来てやっとこさ見た『僕の彼女はサイボーグ』ですよっ、いや〜、これだこれだ。

 まさか『ターミネーター』一作目のクライマックスみたいな状態で「愚乎嗚嗚嗚嗚嗚嗚嗚嗚嗚嗚
〜っ」と絶叫するとは。

 もうこの際、下手な恋愛物とか出るのは封印して、堕ちるに堕ちて精神崩壊とか、人外な存在
とか、そういう役柄で他の追随を許さない女優さんになっていただきたいっ。 
 今作を見て、秋公開予定の『ICHI』への期待度も俄然 加速度を増すのであった。

 しかし。
 

この話はSF的にちゃんと繋がっているのか?

 が、いまひとつどうしても分かりません^^;;

 まぁ、韓国の監督さんだし・・・・という訳でもないけれど、ホラーにしろサスペンスにしろ、
韓国の映画というのはいい意味で論理性よりもエモーションを優先させる傾向があると思います。
『ボイスとか『カル』とか『スパイダーフォレスト』とか、どうにも論理的にすっきりしないけど
そんなことはどうでもよくなってしまう作品がゴロゴロあるし、『二重スパイ』とか『シルミド
とか内容はきわめて真面目な筈なのに一つ一つのシーンでは描写が(見ているこっちにとっては)
過激すぎて思わず笑ってしまいそうになってしまった物もありました。
 今作もラブ・ストーリー・・・・というか、キャラクターの気持ちのうねりみもたいなモノだけ
を追っ掛けていくんだったら、まぁ、いいっかぁと思わないでもないんですが、でもこれって、外
側に大きなループがあり、その内側に更に小さなループがあり、その小さなループの端っこが
外側のループからはみ出しており、さらに最終的には大きなループの終着点が小さなループの
内側に食い込んで・・・・・あれ? あれれ?





 いや、綾瀬はるかだからいい
 
      思考停止            以上