自分はつくづくこういう映画に弱い 『きみがぼくを見つけた日』

 この先2ヵ月、何も出てこなければ今年のマイベスト3入り確定。

 

   『きみがぼくを見つけた日

 人生の順番を滅茶苦茶に生きる男という、まぁ大ホラ話なんですけ
どねぇ。
 結局こういうのはディティールをどう描くかが問題になってきて、
そういう意味で自分の好みと合致するということなんですかね。
 まぁ同じアイディアを使うにしてももっと悪意に満ちた悲劇的な
物語を作ることも可能であって、そこいら辺は結局「いい話」〜と
いうか都合よく然るべき処に主人公が現れるので巧く話が運んで
ました。まぁ其処は突込み処なんだけどねぇ・・・・ハートウォー
ミング物だから^^; ただ、最後の主人公の「オチ」はちよっと
びっくりしたというかピリ辛でしたねぇ。「運命に結ばれた」っちゃ
運命なんだけどねぇ運命の皮肉の方ですな。 しかも前半で主人公が
タイムトラベルしても母親を救えなかった事をしっかり描いてる。
 いや、巧いです。

 全体がパズルのような作りで、多分原作小説はタイムトラベラーで
ある主人公がどんな状況下にいる時にどんな別時間に飛んで、その時
の状況下で何をしてそれが周囲にどう影響を与えてそれがまた主人
公にどう跳ね返ってくるがが全てのエピソードについて書いてあるん
だろうなぁ。上下二巻だし。さすがに映画はそういう辻褄合わせを
全て行う訳にもいかないですから所々間引いてある・・・・・・ので
しょうが、まぁ其処をあれこれ妄想するのもまた楽しかな、と。


 『戦慄迷宮3D』の次に此れを見たので頭の中がグヂャグヂャ
ですっ