松竹映画〜という感じがした『八日目の蝉』

 

 なんか、子供の頃に思っていた「いわゆる松竹映画」な感じが
して、ズシリと来ただす。一人の女性の心の変遷を描いた話だから
事件ものとして起承転結のはっきりとしたミステリではないの
ね、きっとこれは。だから話としてはキッチリと終わらない。でも
だからこそ、こんなに見た目のインパクトがないのに衝撃のラスト。
あ゛〜、原作読まないと駄目かこれは。以前に松本清張天城越え
のドラマ化作品で、犯人の「現在」を描いていたのや、同じく『砂の
器』ドラマ化作で犯人が父親と対面する所まで描いたのが在ったけれ
ども、そういう風にはなっていないのがまた、なんともいえない味わい
・・・・尤も原作がどうなのかはまだ読んでいないので分からないけども。



 しかし、この話コレが元ネタ?って公式にそういうことになってる
んだろうか。
 まぁ物語としては全然違う所に向かってるので例えそうだとしても
全然どうでもいいのだけれど。
 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/hino-ol.htm


 自分の知人で不倫してる奴が居るが・・・・・見ればいいのに。