早くも今年のマイベスト10に入れたくなった『ザ・トーナメント』

 

ザ・トーナメント

 ネットで予告編を見て「これは押さえなければっ」と思ったが
大当たりだった。
 銀座シネパトス上映でこの手の作品はあまり外れはない・・・・全然
ないとは言わない--;;;
 とにかくもう矢継ぎ早のアクションつるべ打ち。カンフー、マー
シャル・アーツ、パルクール系、銃撃戦、カーアクションと軍事的
行動以外のものはぼ全部入りなんぢゃないかと思うほどの密度。登場
人物ほぼ全員が「殺し屋」なのでリアルなスプラッターなシーンも
在るけれど物語の進行上の成り行きの体で出て来るのでさほどの
不快感もなし。
 間違えられて参戦することになったロバート・カーライル演じる
牧師と何故か彼を助けることになる女殺し屋の道行きと妻を殺されて
復讐ために再参戦した前回のチャンピョンのエピソードを軸に、この手
の物語にはお約束の場をかき乱す既知外キャラもばっちり配置して
ダレることなく、二つの軸が一つになってからクライマックスまで一気
につき進んでくれました。
 欲を言えばロバート・カーライルがなんであんなダメ人間になっちゃって
たかと、このトーナメントを主催している組織の全貌を説明してくれれば
よかったんだけど最優先事項ぢゃないからまぁいいでしょ。
 最後の爆発シーンでちゃんと^^;;;日本円の札が乱れ飛んでいたの
もヨカタ。
 ともかく自分にとっては大当たりの一級品。今年劇場で見た映画の
ベスト10に入れます。