だから英吉利映画が好きっ

 昨年、最後に劇場で見た映画は此れ。

 

ロンドン・ブルバード

 キーラ・ナイトレイたんの新作だぁっ、と思ったら主演はコリン・ファレル^^;;;
だったとか、キーラたんの現代劇なのに無駄脱ぎしてなくていよいよ無駄脱ぎ女王
卒業なのかとか思う処は色々と在るんですが(そんな処ばっかりかい)、登場人物は
みんな病んでるは主役のコリン・ファレルは自分で説明はしないんだけど凄っい
(元)極悪人だろうという事を物語の中でじわじわ見せてくれるは、つまんない
こだわりがどーんっと悪い結果を呼ぶ馬鹿野郎展開とかな〜んの重みもない死、
とか、ぐぐぅ、と腹の底に響く作品でした。
 で、これを見ていてポッと思い出したのが、この作品の数か月前に観た、ジェイ
ソン・ステイサム兄貴の新作。


ブリッツ

 回転飛び蹴りをキメなくてもスーパーマシンを乗り熟さくても、兄貴は兄貴
以外の何物でもないことをまざまざと見せてくれた快作でありましたが、この
二本で共通して思ったのは既知、あ、いやいや、社会不適合な犯罪者はそれ以
外の何物でもないという当たり前のことでした。
 ハリウッドのサイコ・サスペンス大作がヒットしたりして、いわゆる犯罪を
犯すサイコパスの描き方ってなにか神秘的というか神がかった感じになっていた
かなぁという感じで見ている自分もそれに慣れてしまっていたのですが、普通に
考えたら「変な人」な訳で(犯罪者が、ですよ)、普通に描いたらこの二作品
みたいになるよなそりゃ、ということに改めて気付かされた、という感じです。
特にステイサム兄貴の『ブリッツ』の犯人の「気持ち悪さ」^^;;;はなんとも
いえぬ味わい深さで、あ゛〜絶対に近寄りたくないこの社会のクズ(逆恨みで
人を殺しまくる殺人鬼だからですよ)、な感じを上手〜く醸し出してました。

 ああ、英吉利映画っていいなぁ(こんな理由でかっ)