モーヲタ日記  真のアンコール

さて。
2008年春ツアーの最終日。
 MC部分で若干の波乱はあったものの、プログラムは順調に進み、演目も終盤。

 例によって、「予定調和」のアンコールな会場内。
 以前から思っていたのだけれど、ハロープロジェクトのコンサートでのアンコール
というのはおしなべて「予定調和」であり、当初から予定に入っていることが殆ど。
 そりゃ別にバンドやシンガーソングライターやその道何十年のベテランぢゃあるまいし、あの娘達に予定のプログラム外の演目などをその場で決められる筈もない訳で、見ているこっちも別にそんなことは期待してはいない。
 ただ、一度は「さようなら」と云いながらステージから消え、場内の「アンコール」に応えて再び出てくるという体裁を取っている以上は、なにかしら擬似「お得感」を感じることをしてほしいとは思っているのだけれど。
 しかし、今回の興行。10周年記念の「シングル大全集」と銘打ち、「シングル曲全部歌います」と始めたのである。
 にもかわらず、最後の二曲を「アンコール」でやる、という、コンセプトと矛盾した構造になっていたのは、これは問題だと思ったのだ。

 で、最終公演の回。
 「アンコール」も無事終わり、いつもの様に「・・・・以上で××の公演は終了しました・・・・」
の場内アナウンスが流れだし、気の早い客は席を立ってホールの出口に向かい始めた
時。
 アナウンスの声を掻き消そうかという勢いで再び起こった「アンコール」。
 
 普段はアンコールをやらない(だって予定調和だもの)自分だけれども、段々と大きく
なっていくばかりの二度目のアンコールには、乗っかりました^^;;。

 「真の」アンコールが続くこと3〜4分。
 ステージにメンバー登場。

 まぁ、例によってアドリブに弱くて仕切りというものが出来ない人のせいなのか
どうなのかグダグダではありましたが、これはこれで娘。に芸人気質を求める自分に
とっては充分であります。更には、他メンバーより明らかに2テンポ3テンポぐらい
遅れてステージに出てきたのがジュンジュン(こと 李 純)だったというのはもう、
最高級のオマケでありました。


 まぁ会場/通販限定の「DVDマガジン」に入れるのには絶好のネタだよなぁ・・・・等
と思うと、この二度目のアンコール応対も誰の指示だったのか、とか色々考えてしまう
訳ですが。