モーニング娘。はまだまだ面白がれるコンテンツである
･････とまぁ、この１５年ぐらいずっと思っている訳だが。
初日に続けて、先日の千葉での２０１２春ツアー公演を鑑賞。
この２年でメンバーの三分の二が新人になったというのに、パフォーマンス
の安定感が驚くほどに高すぎることにまずビックリしてしまった。
いわゆるタカハシステムそのものが崩れてしまったのだから、残念だけど
ちょっと欠落感が出るかな、と思ったのだが大違い。この面子で３年ぐらい
演ってるんぢゃないかというぐらいのバランスのよさ。ホントに９期・１０期は
即戦力を入れたんだな・・・・勿論それだけぢゃなく、「芸人さん」、エンタ-
ティナーとして面白がらせてくれるかで見ても〜というかどっちかというと自分は
そっちを見てる訳だが〜９期・１０期はスキルの伸びシロが充分ある、というか
現にいま見てて面白がれる。２ちゃんねる周辺で久々にワッチ音源の流出が
在ったが、あれだって芸人としてのスキルが高くないと出てこないだろう。
更に凄ぇとおもったのはも道重の使い方。何年か前にも歌パートやソロが
在ってフューチャーされていたコンサートツアーが在ったが、なんかいかにも
企画的というか実験的な感じだった。その時のツアー後、バラエティ番組への
露出が本格的に始まったからやはり何かの「テスト」だったのだろう。しかし
今回は、グループアイドルの一員が普通に割り振られるようにパートやソロ曲
を任されている。まぁ時期リーダーたればそろそろ真面目に歌も歌わなきゃ
という事なんだろうが、『ヤンタン』でもボイトレ行ってると言ってたし、本人
も周囲も本気なんだなこれは。これはかなり凄い事なんぢゃないか。
２年ぐらい前のツアーでの、急に照明が暗転して暗くなり意味もなく流れが
中断するようなこともなくなった。ライブハウスでロックバンドがライブ演ってる
訳ぢゃあるまいし、切れ目なく目まぐるしく煌びやかさが続いていくのがアイドル
のコンサートぢゃねぇのかと常々思っていた自分としては嬉しい。
所詮アイドル歌手のステージなど、歌・ダンス・トークそれぞれのプロに
比べたら拙いものだといえば確かにそうかもしれないが、それでもモーニングの
本気度はやはり他とは違う、まだまだ面白がれるのだ。
